ニュースレター 第40号 (2006年4月発行)
会員からのお便り
国民会議の活動を地域でも広げよう

栃木県在住 上梅 清二

有害物質問題を知って
 私が環境問題を意識し有害物質の存在を知った時に、まず考えたのはできる限り使用しないこと、環境つまり地球にやさしいライフスタイルに生活を変えていくことです。そして自分にできることは何かを考え、そして行動することです。
 私がまず初めにしなければならないことは、環境問題に対する理解力と認識力を高めることだと思いました。そのために家族揃ってダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議に入会しました。

学習会で地域の人にも知ってもらおう
 宇都宮に転居し24年が過ぎようとしていますが、休日は地域の活動・PTA活動に係わったり、知人の自然農園に夫婦ときには親子で手伝いに通っています。
 今は民生委員や学校評議員をしていることもあり子ども・父母・先生方に接するようになりました。そこで、身の回りの方々にも環境問題について知ってもらうために、学習会を開催することにしました。
 第1回目の学習会は地域の子どもたちに(学校関係者や地域の方々に協力していただき)キャンプでの自然活動と合わせて、環境に対する学習会を開きました。その中で有害化学物質が人体の内分泌系・神経系・免疫系にどのような作用をするかを話しました。併せて子どもを通じ親にも資料を届け、キャンプで子どもと何を学んだかも含め環境問題の大切さを伝えています。
 第2回目は地域のコミュニティセンターにおいて、子どもたちと国民会議発行のビデオ・教材を利用し4Rリデュース・リュース・リサイクルそしてリフューズの大切さを学びました。その報告もかねて学校の先生方にも資料を提出しています。
 第3回目の学習会は環境破壊や汚染・水や食料不足の話をしました。その後で自然農園で収穫されたジャガイモをみんなで食べました。自然の味に触れその美味しさに驚きました。大人も含め参加者全員自然の大切さを痛感しました。少し残念なことに後日会った子どもたちの挨拶の言葉は、学習会の内容ではなくてジャガイモが美味しかったという話しばかりでした。
 第4回目は昨年の12月1日に中下裕子事務局長を宇都宮にお招きし、中学校において親や先生方に講演をしていただきました。
 多方面にわたる環境問題の複雑な話をご自身の子育ての経験を含めわかりやすくお話いただき、話の内容に驚いたり共感したり時には笑い声も漏れるとても内容の深い有意義なお話でした。
 講演会の後、個別に中下事務局長のお話を聞きたいと希望する大勢の参加者に時間を取ることができなかったことと、生徒に話を聞かせることが行事の都合上できなかったことが残念でした。
 参加者の方々からブックレットの購入予約が多数あり、反響の大きさに有害物質の恐ろしさを改めて実感しました。
 講師の中下事務局長には、お忙しい中、貴重な時間を割いていただきありがとうございました。

環境問題を先送りしないために
 子どもたちに接し環境問題や自然の話をしたり個々のいろいろな問題に係わっていると、共通して見えてくるのが大人たちの子どもや他の生物のことを考えない身勝手さと怠慢です。
 そして被害は弱者である子どもに集中していますが、大人社会も病んでいるのかもしれません。
 私も一人の親として消費生活を営んでいますが、できる限り子どもたちに悪影響を与えない食材をと考えていますが、本来子どもの成長に欠かせないものにも有害物質が多く含まれていたり、添加物・防腐剤などが大量に使用されています。
 安全な水や食料、安心して身に着けることができる衣服、家族で団欒を過ごすことができる住居など、誰でも当たり前に望む物が入手困難な時代になっていると思います。
 私が言うまでもなく環境問題や有害物質の被害は、誰一人として避けて通ることのできない問題だと思います。先送りにすれば被害は増すばかりです。国民会議には化学者・医師・法律家・教育者など他にも専門知識に秀でた皆様がおり、私たちにわかりやすい情報の発信や提言をしてくださることに感謝しています。今後のご活躍を期待しております。
 私も一人の会員として国民会議の活動を地域で少しでも広めていけるように、今後も努力を重ねていきたいと思っています。

 

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