ニュースレター 第40号 (2006年4月発行)
新・子どもプロジェクト、始まります!

 国民会議では、これまで環境汚染や化学物質が子どもたちにもたらす悪影響について様々な活動や提言を行ってきました。2003年3月には『化学物質から子どもを守る』というブックレットを発行し、その中で子どものリスクを減らすための具体的行動を提言しました。同年6月には、子どもの環境保健問題に対して国レベルで複合的対策を講じるシステムをつくるよう、国に対して「子ども環境保健法」(仮称)の立法提言をしました。詳細は http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin04_15.htmlをご覧下さい。また、2004年以降は化学物質問題の子どもへの影響について多くの方に知ってもらうためにセミナーやシンポジウムを各地で開催しました。そして、昨年秋にこれまでの活動をさらに発展させるために「新・子どもプロジェクト」がスタートしました。

「新・子どもプロジェクト」とは?
 子どもたちが健康で幸せに生きていける環境を守り創ること。それが新・子どもプロジェクトの目指すものです。ご存知の通り、子どもたちの体には、アレルギー、シックスクールなど化学物質過敏症、軽度発達障害、体力の著しい低下など、様々な異変が起きています。食生活や睡眠時間などの生活の乱れや、テレビゲームのやりすぎによるゲーム脳、携帯電話の普及による電磁波問題など、これまでは見られなかったような問題も出てきています。子どもたちを取り巻く環境は劇的に変化しているのです。環境が子ども達に与える影響を考え、その問題解決を模索するためには、化学物質問題に限らず、自然環境や社会環境の側面も踏まえて、もっと広い視点で取り組まねばならなりません。
 子どもは小さな大人ではありません。心も体も発達段階にある子どもは、大人よりも化学物質や大気の汚染などの環境に大きな影響を受けるのです。社会的な環境の影響ももちろん無視できません。子どもが健康で幸せに生きていくためには、私たちがそのための環境を作ってあげなければいけないのです。子どもには健康で幸せに生きる権利としての「子どもの環境権」があるということに私たちはもっと気づかなければならないと新・子どもプロジェクトでは考えています。新・子どもプロジェクトは、「子どもの環境権」の重要性を、ワークショップやブックレットを通して訴えていきたいと考えています。
 本年度は5月27日を皮切りに合計6回の連続ワークショップを開催する予定です。6回のテーマは以下を予定しています。詳細は順次お知らせしていきますのでニュースレターの折込チラシなどをご覧下さい。また、「子ども環境保健法」(仮称)の立法提言を発展させ、「子どもの環境権」という視点に立った政策や立法を国や行政に対して提言していきます。今と未来の子どもたちのためにあなたもぜひ一緒に活動しませんか?

連続ワークショップ
1.子どもに今何が起こっているのか?
 (5月27日(土)開催)
2.アレルギー問題(アトピー、ぜん息など)
 (6月25日(日)開催)
3.化学物質過敏症(シックスクール、シックハウス)
 (7月1日(土)開催)
4.軽度発達障害(LD、ADHD、自閉症スペクトラム)
5.子どもと食の問題
6.子どもと人権

 

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